旅行会社
 初めて就職したのが旅行会社でした。 ツアーコンダクター(添乗員)になりたくて就職しましたが、実際に配属されたのは事務系の「予約課」でした。 いろいろな航空会社(国際線)の座席予約をするのが仕事でした。 仕事はとっても厳しくて、何回も「やめたい!!」と思いましたが、慣れてくると仕事のペースがつかめるようになり、夜遅くまでの仕事もとても楽しいと感じられるようになりました。 旅行業界の中では中くらいの会社だったので、大きな会社に比べると仕事の量も倍以上ありました。 当時はバブル期のはじめのころ、やればやるほど成果に結びつくような時代でした。 本当によく働いたもんだと思っています。
旅行会社の仕事で得たもの
「最後まであきらめない」・「一生懸命やれば何でもできる」

航空会社
 スリランカの「エアランカ」(現在はスリランカ航空)という航空会社で8年間働きました。 そこでは「経理課」に配属され、それまで聞いたこともないような「英文会計」をやりました。 航空会社の経理は一般の会社の経理と少しだけ違うところがあったりしましたが、 毎日毎日が英語と経理の勉強で頭から脳みそが出てくるんじゃないかと思う程、いろいろ覚えることがありました。私がいた会社では経理をする上で、「営業課」や「予約課」などの他のグループの仕事も知ってる必要があったので、会社全体の流れを勉強する良い機会に恵まれました。それから日本人とその他の国の習慣の違いなども学ぶことができました。 お互いを理解するのがとても大変なこともしょっちゅうです。それを英語で説明しなくちゃいけなかったり、 主張するところはきちんと意見をしなくてはならないので、相手に言いこめられて悔しい思いをしたこともあります。また、仕事の打合せなどで、本社のあるスリランカへ行き、日本とは全く違う雰囲気の中で仕事をしたり、、、などなど。これも今考えると、大変貴重な経験です。
 私は1期生としての入社だったので、なんでも自分たちでつくり出していかなければいけませんでした。 これもとても大変なことでした。やはり何回も「やめたい!」と思いましたが、そんな理由で会社を辞めたら、どこの会社に勤めても、またいやだから辞めようと思うのだろうということに気がつき、自分がこれからやりたいことが見つかるまではがんばろうと思いました。
航空会社の仕事で得たもの
「コミュニケーションを取る大切さ」・「経理の知識」

倒産した会社
 知人が経営する小さな商社をお手伝いする機会がありました。 大きな商売の話はたくさんあるのだけど、いつでもそれが失敗していたようでした。 それでも社長さんは大きな儲け話しをいつもしていたのです。 よーく観察していると、自分たちが努力もせずに儲けようとしているから、ちっとも業績が上がらないのだなと思いました。社員の中には社長さんよりも強い意見をする人がいました。社長さんはその人の言うことは無理しても聞いていました。いつでもその人が会社をかきまわしていたのです。 そして、その会社の経理はいい加減でした。 その会社は設立から2年程で倒産したそうです。
倒産した会社で得たもの
「自分自身の力で仕事をしていくこと」・「人間を見る目」