日本刺繍とは

 
皆さんは刺繍の入ったセーターやジャンパー、帽子、ハンカチなどいくつも持っていると思います。
プリント柄や織り柄のものとは違った立体感、量感があり、とてもきれいですね。
これらの皆さんの洋服等に施されている刺繍はほとんどがミシン刺繍で、また手刺繍のものでもフランス刺繍と呼ばれる木綿の糸で刺した刺繍がほとんどだと思います。皆さんの中には家庭科の授業でフランス刺繍をしたことのある人もいらっ しゃるでしょう?布にいろいろな糸で絵を描いていく刺繍、、、とても楽しかったと思います。
さて、私がしている刺繍は、日本刺繍と呼ばれているものです。
この日本刺繍を知っ ている人はほとんどいないのではないでしょうか?おそらく普段の生活の中では、ほとんど目にする機会がないと思いますが、主に着物や帯などに施されている刺繍です。
今から1600年〜1700年前に中国から渡来し、日本で長い年月をかけていろいろ工夫されながら独自の刺繍ができあがってきたものです。
それでは日本刺繍とフランス刺繍の違いは何でしょうか。一般的にフランス刺繍は 木綿の布に木綿の糸を使いますが、日本刺繍では絹の布に絹の糸で刺していきます。絹と木綿とでは太さや光沢(こうたく)が違い、極端に言うと同じ面積を刺すのにも、木綿1針に対して絹10針分ぐらい必要な場合もあります。
それだけ日本刺繍は繊細な根気のいる仕事なのです。
 

1段階
どのような題材で、何を創るかを考える
2段階
デザインを考え、下絵を描く
3段階
生地を選ぶ
4段階
生地に下絵を写す
5段階
生地を刺繍台に張る
針などの道具です
同系色でも種類が多い
6段階
刺繍の色を決める
7段階
刺繍をする
日本刺繍は何十種類という刺し方があります。図柄に応じてどんな 刺し方が良いかを決めます。また糸は撚り(より)がかかっていない状態ですので刺し方によってはこのまま使ったり、自分で撚って使います。
刺し方でフランス刺繍と違うところは、日本刺繍の場合、台に張った水平の生地の、上に 出ている針は右手で刺し、下に出ている針は左手で刺します。

基礎刺しの種類はこちらを
クリックしてください。
詳しい名称がわかります。

基礎刺しの種類も多数
 
糸を撚る(よる)
刺繍をする
8段階
仕上げとして、のりをつけて蒸気をあて、アイロンをかける
9段階
刺繍台からはずし、作品の形に仕立てる
作品集はいろいろな
日本刺繍があります
ぜひ、見てください。
作品の完成です
 
 

 

仕事の手順
日本刺繍とは