飲食店
「浅草うまいもん あづま」
染谷孝雄

プロフィール今の仕事を決めた理由商売繁盛の極意とこれからの夢

プロフィール

染谷孝雄(そめやたかお)

昭和34年5月10日生まれ(1959年)
昭和41年4月 区立浅草小学校入学
昭和47年4月区立蔵前中学校入学
昭和50年4月明治学院高校入学
昭和53年4月明治学院大学経済学部入学
昭和57年3月明治学院大学経済学部卒業
昭和57年4月株式会社東京会館入社
(企画部で宴会の企画、プロデュースを担当)
両国国技館竣工パーティなど
昭和60年3月 東京会館を退社し、
           株式会社染谷商店「あづま」入社
昭和60年5月結婚

現在にいたる/一男一女の父

趣味

焼き物鑑賞・食べ歩き、飲み歩き(味の調査)・スキー

 

 


今の仕事を決めた理由

“浅草うまいもんあづま”は創業者の祖父から数えて私で三代目です。
小さい頃から、活気のある店で育った私は、ごく自然に将来はこの店をついで、食べ物屋さんになろうと決めていました。
中学生の夏休みやお正月休みの時も店を手伝いながら、 もっとこうすればお客様が喜んでいっぱい来てくれるんじゃないかなあなどと考えていました。
このことは今でも、 そしてこれからも考えつづけていくことだと思います。

 

それでは、お客様にたくさん来てもらうためには
どうすればいいか、私の考えを説明します。

まず、うまいこと
あたりまえですが、私もあちこちの味を日夜研究しています。

そして、お店は清潔でピカピカであること!
食事をする時は、誰でもきれいなところで食べたいに決まってますよね。清掃には特に気を使っています。

次に食材は、安全で新鮮であること。

さかなは毎日、築地の魚市場に自分で行って、肉や野菜は専門の業者さんから直接仕入れています。スープやだしは、特に大切なものとして、材料へのこだわりを持っています。

また、店に季節感と活気があること。
私は下町浅草の雰囲気=空気も売っていると考えています。

例えば、秋には料理を盛ったお皿の上に紅葉したもみじが1枚のっているだけでも、“あー、秋も深まったな〜”と感じられるものですし、江戸前寿司を売っている私の店にお客様が入ってこられ、みんなで大きな声で「いらっしゃい!」とかけ声が飛んで行くようにしています。それも大切なことです。  

器や店の雰囲気にもこだわっています。おまんじゅうを新聞紙の上にのせて食べるのと、色や形にあった器にのせられたのを食べるのとでは、同じものでも全然違ったものに感じたりしますよね。そのために、私は、器の勉強をしたり実際に九州大分県の国東半島にある木下釜に言って先生に指導をうけ、店で出す器を焼いて、お客様にお出ししています。たまに、「器もいいね!」 なんてほめられると本当にうれしいものですよ。  

おしまいに、「浅草らしい店であること!」
私の店は、 寿司からラーメン、おしるこまでそれぞれにこだわってやっているので、(おしるこの豆も私が煮ています)お年寄りからカップル、お子さん、観光客の方や外国からの方までたくさんの人がいらっしゃいます。威勢のいいかけ声や接客の態度、話し方にまで浅草らしさが表現できるように 頑張っています。例えば、店のメニューは、弁天山の 「ふじやさん」の手ぬぐいでできたオリジナルで世界にひとつしかないものですし、二階には、「浅草の四季」と題したすごく大きな日本画があって、これを見に来る方もいるほどです。  

「浅草の四季」

 

これからの夢

店は、大きくはないけれど、東京の下町、浅草でキラリと光るダイヤモンドのような店にしたいと日々、努力する毎日です。  
“食べ物屋さん”は、ひとりではできないし、仕入れから仕込み、後かたづけや清掃と大変なことも多いけれど、やればやっただけ返ってくる、そして何よりも人を幸せにすることのできる素敵な仕事です。
食べることが好きで、自分でもやってみようと思っている君達!!
是非がんばって、素晴らしいお店を作ってください!
私も食べに行きたいと思います!                

浅草 うまいもん あづま             
染谷孝雄

 

質問はこちらへ:azuma@yumeshigoto.gr.jp


ピカピカの店内

器しだいで味も引き立ちます

あんこも自家製


あとかたづけも大切な仕事